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Almond eSIMはデータ専用の副回線として使う製品なので、主回線の電話番号・音声通話・SMSはそのまま残ります。切り戻したいときは端末の設定でAlmond側の回線をOFFにし、データ通信の優先を主回線に戻せば元の状態に戻せます。
Almond eSIMは既存の主回線と併用する前提のデータ専用回線だからです。電話番号・音声通話・SMSは提供しないため、主回線のSIMやeSIMを抜く必要はありません。
端末側では「主回線=音声とSMS」「Almond=データ通信」という役割分担で2回線を同時に有効化します。この形をデュアルSIM構成と呼びます。デュアルSIMとは、1台の端末で2つの回線を同時に待ち受けできる仕組みのことです。
Almond eSIMの提供条件や仕組みはAlmond eSIMの仕組みで確認できます。
主回線の電話番号とSMSは、Almondを取り付けても変わりません。着信やSMSはこれまでどおり主回線に届きます。
一方で、データ通信の優先先をAlmondに切り替えた期間は、主回線側のデータ容量が減りません。主回線の契約はそのまま維持されるため、月額料金も据え置きです。
国内通信はローミング網(シンガポール)を使用しているため、日本国内のIPアドレスを条件にするアプリやサービスは使えない場合があります。PayPayや一部の銀行アプリが該当します。
通信速度や接続状況は、場所・時間帯・回線の混雑状況で変動します。特定の場所や時間帯での安定性は保証されません。
設定を始める前に、端末がeSIMに対応しているかとSIMロックが解除されているかの2点を確認してください。どちらかが満たされていないと、インストールの途中で止まります。

iPhoneとAndroidのどちらも、公式サイトの対応機種記事で自分の機種がeSIMに対応しているか確認できます。型番まで照合しておくと、購入後のインストールで止まりにくくなります。
iPhoneは設定アプリの「一般」→「情報」で「デバイス情報」にeSIMの項目があるかを確認します。項目があればeSIM対応です。ただし中国本土向けモデルなど、eSIM非対応のiPhoneもあるため型番まで確認してください。対応機種の一覧はiPhoneのeSIM対応機種まとめと、公式サイトのiPhoneでeSIMに対応している機種の記事で確認できます。
Androidはメーカーや機種によって確認手順が異なります。設定の「SIM」または「モバイルネットワーク」に「SIMを追加」の項目があるかが目安です。対応機種の一覧は公式サイトのAndroidでeSIMに対応している機種の記事で確認できます。あわせてメーカー公式の仕様ページも照合してください。
SIMロックとは、特定の通信事業者のSIMしか使えないようにする制限のことです。SIMロックが残っている端末では、他社の回線であるAlmond eSIMを認識できない場合があります。
iPhoneは設定の「一般」→「情報」→「SIMロック」が「SIMロックなし」になっているかで判断できます。Androidは設定の「端末情報」などに表示される場合と、事業者への問い合わせが必要な場合があります。
2021年以降に発売された多くの端末はSIMロックなしで販売されています。ただし中古端末や事業者経由で購入した端末は、購入元での確認をおすすめします。
設定は「アプリ入手→登録→インストール→回線ON→データ優先先の切替」の5段階です。公式サイト・アプリから購入した場合は購入時にそのまま開通でき、開通日の予約手順はありません。
アプリの入手と初回インストールはAlmond eSIMアプリから行えます。インストールとAPN設定の一次手順はeSIMの設定手順にまとまっています。
消えません。eSIMのインストールは新しい回線を端末に追加する操作であり、既存の主回線を削除する操作ではないからです。
ただし主回線が物理SIMで、端末のSIMスロットが1つしかない場合は、AlmondはeSIMなのでスロットを占有しません。物理SIMとeSIMの併用が可能です。
不安な場合は、インストール前に主回線側の「eSIMを削除」などの操作を誤って押さないよう注意してください。誤って削除すると、ユーザー自身では再インストールできません。
iPhoneは「設定」→「モバイル通信」でAlmond側の回線を選び、「モバイルデータ通信」をONにします。あわせてAlmond側を副回線として設定し、データローミングをONにします。
Androidは「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」でAlmond従量回線を有効にし、優先データ用SIMに指定します。
端末やOSのバージョンによって画面の名称は異なります。上記は一例として扱い、実際の表示に従って操作してください。
インストール後は、チャージ不要で使える無料1GBが付与されます。有効期限は付与から90日間です。まずはこの無料分で通信できるかを確認します。
残量はアプリの「MY ESIM」画面で確認できます。使い切ったらホーム画面の「チャージ」から金額を選んでチャージします。チャージ残高は実際に使ったデータ量に応じて減り、使わない月は費用が発生しません。
アプリ専用の国内従量プランは1GB=200円です。月額基本料はなく、自動チャージもありません。チャージした残高に有効期限はなく、使い切れなかった分は次回に残せます。国内従量プランの詳細は日本向けeSIMの商品ページで確認できます。
設定後は、Wi-FiをOFFにした状態で実際に通信できるかを確認してください。Wi-FiがONのままだと、AlmondではなくWi-Fi経由で通信していても気づけないためです。
確認する項目は次の4つです。
1と2が通ればデータ通信はAlmond経由で成立しています。3で使用量が増えていれば、意図どおりAlmond側が使われています。4は主回線が生きていることの確認です。
切り戻しは、Almond回線をOFFにするだけで完了します。主回線の設定を作り直す必要はありません。
Almondの回線をOFFにしている間は、データ通信料が発生しません。一度インストールしたeSIMはそのまま残しておけるため、次に不足したときはチャージして回線をONにするだけで再開できます。再購入や再インストールは不要です。
発生しません。国内従量プランは実際に使ったデータ量への課金のみで、月額基本料と自動チャージがないためです。
海外プランとは仕組みが異なります。海外プランにはチャージ残高の概念がなく、残高の持ち越しや振替はできません。国内の従量プラン残高と海外プラン残高は別物として扱ってください。
海外プランは固定期間の定額プランで、購入時に期間とデータ容量が決まります。期間を自分で延長することはできず、足りなくなったら新しいプランを購入します。
アプリのチャージ残高は、国内プランの購入にも海外プランの購入にも使えます。渡航先に応じたプランは海外向けeSIMの商品一覧から選べます。
データだけを逃がす使い方では、月に何GB使うかで総額が変わります。単価ではなく、同じ使用量での月額総額で比較してください。
| サービス | 1GB使った場合の月額 | 3GB使った場合の月額 | 使わない月の月額 | 音声通話 | 条件 |
|---|---|---|---|---|---|
| Almond eSIM 国内従量プラン | 200円 | 600円 | 0円 | なし(データ専用) | 1GB=200円・税込・2026年10月時点 |
| 日本通信SIM 合理的シンプル290プラン | 290円 | 510円 | 290円 | あり(30秒11円) | 1GBまで290円+追加220円/GB・税込・2026年10月1日時点 |
| povo2.0 | 390円 | 990円 | 0円 | あり(30秒22円) | 1GB(7日間)390円・3GB(30日間)990円・税込・2026年10月13日時点 |
| 楽天モバイル 最強プラン | 1,078円 | 1,078円 | 1,078円 | あり | 〜3GB 1,078円・税込・2026年10月時点 |
| IIJmio ギガプラン 2GB | 440円(データeSIM) | 440円 | 440円 | なし | データeSIM 440円・税込・2026年10月16日時点 |
Almondと日本通信SIMの差は、音声通話の有無です。日本通信SIMは音声通話付きが基本で、Almondはデータ専用です。すでに主回線で音声を通話している読者にとっては、この差は二重契約になるかどうかの差になります。
povo2.0はデータトッピングの有効期限が個別に管理され、新しく買っても前の期限は延びません。Almondのチャージ残高が有効期限なしで残ることとは、ここが異なります。
楽天モバイルは使った量にかかわらず毎月料金が発生します。Almondは使わない月0円なので、この構造の違いは総額に大きく影響します。
各社の数値は日本通信SIMの料金プラン、povoのトッピング一覧、楽天モバイルの料金プラン、IIJmioの料金プランで確認できます。
速度については、各社が公表する数値の条件が揃わないため、この記事では比較しません。Almondは場所・時間帯・混雑状況で速度が変動し、安定性を保証していません。
実測値は読者の環境によって変わるため、他社との優劣を断定できる数値は提示できません。
設定でつまずいた場合は、自己判断でeSIMを削除する前にサポートへ相談してください。eSIMを誤って削除すると、ユーザー自身では再インストールできないためです。

Almond eSIMはLINEでのカスタマーサポートを用意しています。24時間対応・日英中語対応と案内されています。相談時は端末名・OSバージョン・つまずいた画面を伝えると話が早く進みます。
アプリの下部ナビには「サポート」タブがあります。よくある質問はAlmond eSIMのよくある質問にもまとまっています。
国内従量プランを別のスマホへ移す場合、自分で移すことはできません。カスタマーサポートへの申請が必要です。
アプリ内のワンタップでは移行できず、QRコードの読み取りか手動インストールになります。旧端末の削除は、必ずサポートの指示を受けてから行ってください。
変わりません。Almond eSIMはデータ専用の副回線であり、主回線の契約情報を書き換える操作ではないためです。着信とSMSはこれまでどおり主回線に届きます。
Almondをデータ通信の優先先にしている間は減りません。データ通信がAlmond経由になるためです。優先先を主回線に戻せば、これまでどおり主回線の容量が使われます。
使えません。Almond eSIMは電話番号・音声通話・SMSを提供していないためです。通話とSMSは主回線側で行います。
使えない場合があります。国内通信がローミング網(シンガポール)経由で、日本国内IPを条件にするサービスに対応しない可能性があるためです。決済は主回線かWi-Fiで行ってください。
かかりません。月額基本料がなく、回線をOFFにしている間はデータ通信料が発生しないためです。チャージ残高も有効期限なしで残ります。
自分で削除する前にサポートへ相談してください。eSIMを誤って削除すると、ユーザー自身では再インストールできないためです。削除が必要な場面でも、手順の指示を受けてから行います。
カスタマーサポートへの申請が必要です。新しい端末で使うには新しいQRコードの発行を受け、旧端末側の削除と新端末へのインストールを案内に従って進めます。
登録すれば付与されます。無料1GBは紹介コードを入力した人だけの特典ではありません。有効期限は付与から90日間です。
主回線の音声を残したままデータだけをAlmond eSIMに逃がす使い方は、データ専用という製品の性質を理解していれば成立します。端末のeSIM対応とSIMロック解除を確認し、インストール後にデータ優先先を切り替え、不要になったら回線をOFFにする。この流れを押さえれば、主回線の電話番号やSMSに手を触れずに済みます。
向く人は、主回線の通話とSMSを維持したいまま、月によって変動するデータ不足だけを安く埋めたい人です。向かない人は、通話とSMSを1本にまとめたい人、PayPayなど国内IP限定のアプリをAlmond回線で常用したい人、設定作業そのものを避けたい人です。
データ不足を感じた月だけチャージして使う場合は、Almond eSIMアプリから国内従量プランを始められます。
本記事の数値・条件は、次の出典にもとづいて確認しています。
最終更新日:2026年10月27日